堺雅人が「半沢直樹」続編を断ってNHK大河ドラマに出演するワケ (2/2ページ)
大河ドラマはすでにオワコン?
近年の大河ドラマ視聴率はガタ落ちで、現在放映中の井上真央(28)主演『花燃ゆ』は視聴率1ケタ台を記録し、4年前に大惨敗を喫した松山ケンイチ(30)主演の『平清盛』(2012年)を下回らんとする勢いだ。
「大河が成功すれば松本潤(31)との結婚もあり、とささやかれていた井上真央ですが、この結果では夢も希望もない。それでも井上自身は、周囲に励まされつつ、健気に頑張っていると言われています。が、悲しいかなNHKの苦肉の策は『乃木坂46のゲスト出演』という究極的な飛び道具でした」(芸能プロダクション関係者)
現在大河が放送されている日曜日のゴールデンタイムは「日本テレビの独壇場」(同関係者)となっており、TOKIOの『ザ!鉄腕!DASH!!』、そして『世界の果てまでイッテQ!』がそれぞれ視聴率20%を超えることも。この煽りもあってか、大河はもはや業界内で“オワコン”扱いされている状態なのだという。
この惨状については、ネットでも、
「周りに大河を見ている人が誰もいない」
「裏番組のイッテQ!のほうが断然面白い」
「あと5ヵ月も続くなんて真央ちゃんがかわいそう」
「次は戦国時代で人気の真田。これでコケたら大河ドラマがなくなるかもね」
と、大河ドラマへの出演自体が鬼門であることは、もはや一般論となりつつある。
今年5月には妻で女優の菅野美穂(37)が第一子妊娠中と報じられ、公私ともに順風満帆の堺。『半沢直樹』(TBS系)続編のオファーを断ってまで大河に賭ける“視聴率男”は、決死の覚悟で戦に臨んだ真田隊よろしく討ち死ぬのか、それとも窮地を脱し、大河ドラマ史に残る英雄となれるだろうか。
(取材・文/チロル蝶子)