増える“否婚者”と未婚率の問題。恋愛が「わずらわしい」から結婚しない (2/2ページ)
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婚活20代・30代・40代向け
この調査結果に対し、社会学者の水無田気流(みなしたきりう)さんは次のように分析した。
“「恋愛がわずらわしい」というのは、恋愛や結婚のハードルを高く設定しすぎて選り好みが強くなり、よほど理想的な相手でない限りは挑戦しようとしないから。
草食系なのではなく『美食系』。女性は白馬の王子様をいつまでも待ち続けているし、男性のほうも理想の白雪姫が起きてくるのをただ待っているのです。
参考:AERA 2015年6月22日号
現代の新種とも言える“否婚者”。
増え続ける未婚率の問題に大きく影響してくることは間違いない。
つまり否婚者は、「今よりも生活の質を落としたくないから結婚しない」という選択肢を自ら選んでいることが分かる。
その結果、今より生活レベルが向上しないのなら“独りでいたほうがマシ”となるわけだ。
現実的と言えば現実的だが、“勘違い”とも思えてくる。
結婚は生活レベルを上げるためにするもんじゃない。
強いて言うなら、“人間の質”を磨くためにあるもの。
今こうして暮らせているのは、親が産んでくれたからにほかならない。
夫婦、家族、子供、結婚生活を通して「愛情を育む」という絆が人間の質を一回りも二回りも磨いてくれるのだ。
それを「わずらわしい」の一言で片づけてしまうのは悲しくもあり残念。
結婚が人生の全てではないが、かといって“食わず嫌い”はお粗末だ。
将来のために、あらためて結婚に対する考え方を見直してほしいと願う。