サイクリストを助ける?減速すると自動的にランプが点灯するヘルメット「Lumos」
車と自転車の両方に乗る人なら実感できると思うが、夜間の自転車は、サイクリストが思っているほど自動車の運転手からは認識されていない。ライトと点滅するバックライトを使用している自転車はまだ分かり易いが、反射板だけを頼りにしていると、かなり危険だと思える。
そもそも、自転車も車道を走るのに、バイクの様なブレーキランプが無いことが奇妙なのだと思う。しかし、今更自転車を改造してブレーキランプを付けるのは大変だし、そもそも自転車用のブレーキランプなど単独で売っているのだろうか?
しかし、ヘルメットを被るだけで、配線も装置の追加もせずにブレーキランプが付けばこれは便利だ。そんな製品がクラウドファンディングに登場するやいなや、瞬時とも言える速さで目標資金額を達成してしまった。
なーんだ、皆、欲しかったんじゃん、これ。
■ ブレーキの改造も配線も不要なブレーキランプ
クラウドファンディングの『Kickstarter』に登場するやいなや、目標額を達成してしまったのは、自転車用ヘルメットの『Lumos』だ。
これまでもヘルメットにLEDライトが付いている製品は有ったが、『Lumos』が優れているのはブレーキランプが搭載されたことだ。

このブレーキランプは、ヘルメット内蔵の加速度センサーが、自転車の減速を感じ取って自動的に点灯するため、完全に自動的に点灯する。
しかも、ヘルメット内で完結した機能であるため、自転車のブレーキ機構に手を加えたり、配線を行うと言った手間は全く不要なのだ。
また、『Lumos』にはウインカーも付いているが、こちらはハンドルに装着したリモコンスイッチで操作できる。バイクと同じ要領だ。

但し、スイッチの信号は無線で『Lumos』に伝えられるので、やはり配線は一切必要無い。
ウインカーを作動させると、ヘルメット内部でブザーが鳴り、ウインカーが点滅していることを知らせるので、切り忘れも少なくなりそうだ。

そしてもう一つ、『Lumos』にはヘッドライトが付いているが、これは前方を照らすと言うよりは、自分の存在を発見されやすくするためのライトだ。

『Lumos』のブレーキランプも、通常は点滅してサイクリストの存在を後方から認識されやすいようにしている。
しかしブレーキをかけて減速すると、加速度センサーが反応してブレーキランプを点灯に変えて、後続車に停止することを知らせる。

■ より周囲から認識されやすいサイクリストになるヘルメット
『Lumos』にはヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプが搭載されているが、実にスマートにデザインされているので、ゴテゴテした感じは無い。
充電はMicro USBで行える。一度充電すると、約2.5時間連続稼働するが、街中を走行するには十分な持続時間だ。

また、防水仕様なので突然の雨でも問題は無いというのが心強い。
『Lumos』のサイズはミディアム(54~59cm)とラージ(58~62cm)がある。重量は410gとバッテリーを積んでいる分なのか、通常のヘルメットよりも若干重めだ。
色はCharcoal BlacklとPearl Whiteの2色が用意されている。
自転車の安全は、何より周りから認識されやすいことであろうから、自転車側に手を加えなくてもヘルメットによって認識されやすくなる『Lumos』は、非常に手軽だが重要な役目を果たしてくれそうだ。
既に資金調達は成功しているので、製品化を待つばかりとなる。