才能は1個じゃない!アドラー的「仕事で成功する人」の特徴2つ (2/2ページ)

Suzie(スージー)

これはフランスの言葉ですが、簡単にいうと、「社会的に地位の高い人は、それにふさわしい義務を負ってしかるべきである」という意味です。

事実、アメリカの成功者は高額の寄付を頻繁にするような共同体感覚の高い人が多く、社会的な成功と高貴な人格の両立を目指しているということになります。

中国でも、いわゆる徳が高い人の条件は、社会的に成功していて、しかも他人にやさしい人であるという一般認識があります。

■ただ「仕事ができる」だけじゃ成功しない!

一方がよければ片方が悪い、一方を得ると片方を得られないといったトレードオフ的な捉え方はナンセンスであって、現実には“共同体感覚と優越性を追求する意識”の2つを持つことも、それを実現して社会的に有用な人になることも可能だということになります。

日本では社会的に成功することを考えた場合、仕事の能力に磨きをかけることばかり考えてしまいがちですが、人間関係を築く能力を磨くことも忘れるべきではありません。

社員研修などで「社会人はテクニカルスキルとヒューマンスキルの両方を磨け」という話を聞いたことがありませんか? つまり、「仕事ができる」だけではダメということです。

本書には、「劣等感を力に変える処方箋」というサブタイトルがついています。ページのどこかにあなたの心におだやかに作用する文があるかもしれません。

(文/猫野うた)

【参考】

和田秀樹(2015)『人と比べない生き方』SBクリエイティブ

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