パンダの糞のお茶は1杯2万5千円!世界で「最も高いお茶」5つ (2/2ページ)
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飲み物
大紅袍にもいくつか種類がありますが、1998年に中国政府によりオークションに出品された際には、なんと1kgあたり1億5,500万円(125万USドル)の値がついたことも。
一般的には100g数万円単位で取引されています。金よりも高価なお茶、ぜひ飲んでみたいですよね。
花を思わせる香りと、一口飲めば数分はもつといわれる豊かな後味が魅力です。たった一口が忘れられない体験になること間違いなしの名品です。
■4:玉露
また、日本が誇る玉露も高級茶のひとつ。京都府宇治や福岡県八女地方などで生産され、茶葉を細かく挽き過ぎず、煎茶として楽しむ茶葉です。
収獲する直前の2週間、日光を遮ることで茶葉の中で大量のアミノ酸が生成され、渋みが抑えられて甘い香りとすっきりとした風味が生まれます。
100g当たり8千円(65USドル)が一般的な価格ですが、皇室御用達のものになると100gで数万円するものも。
さすがになかなか手が出ませんが、高級なものは4~5煎目まではおいしく淹れられ、残った茶葉はおひたしにして食べることができるのだそう。最後の最後まで楽しめるお茶です。
■5:鉄観音(Tieguayin)
世界で最も高価なお茶は鉄観音。烏龍茶の一種で、黒茶と青茶の中間程度に発酵させた、半発酵茶です。多くは中国や台湾でつくられ、価格は1kgあたり約37万円(3,000USドル)。
その名は、仏教で尊ばれる観音菩薩に由来します。非常に高級ですが、7回は風味を損なわずに淹れることができるので、その点では経済的と言えるかもしれません。
この茶葉が特別なのは、五感すべてを楽しませてくれるところ。明るい緑色の茶葉ときらめく黄金色の液体は目にも楽しく、茶葉にお湯を注ぐと耳には涼やかな音色が響きます。
香りは烏龍茶には珍しくしっかりとした栗のような芳香で、すすると豊かな香りが口の中にも広がります。
そして、茶葉自体が肉厚で堅く、パリパリとした楽しいさわり心地。まさにお茶の王様、価格に見合う素晴らしさなのです。
世界には、いろいろなお茶があるものですね。いつかは試してみたいと思いつつも、いつものお茶を片手にホッと一息つける時間にも、値段以上の価値があるもの。いつか巡り合えるかもしれない幸運に期待しておきましょう。
(文/よりみちこ)
【参考】