これからは日本でもはやる!? ドイツでは結婚に際して「婚前契約書」を結ぶのが普通!

学生の窓口

筆者が以前ドイツ人と話していて驚いたことの一つに「ドイツでは結婚する前に二人で『婚前契約書』を作る」というものがあります。結婚生活について、またもしものときにどうするかなどをあらかじめ契約書にしておくというのです! 今回はこの「婚前契約書」についてご紹介します。

結婚する前に二人で話し合い「婚前契約書」を作るというのは、ドイツでは非常に一般的なことだそうです(ドイツ語でEhevertrag:「夫婦財産契約」と訳されます/英語ではPrenuptial Agreement)。

また、調べてみましたらドイツだけでなく、フランスや他の欧州各国でも普通に行われているようです。
これからは日本でもはやる!? ドイツでは結婚に際して「婚前契約書」を結ぶのが普通!
確かに「結婚」も契約の一つですから、結婚の契約によって二人がどのような事柄を順守するかは明らかにしておいた方が良いのでしょう。「愛」だけでは解決しない現実に二人が直面することもあるでしょうからね。

では、その婚前契約書ではどんなことを決めるのかといいますと……。

■婚前契約書の内容は!?
・結婚前の財産についてはどう取り扱うか。
・結婚後の収入についてはどう扱うか。
・結婚後にできた財産の取り扱いはどうするか。
・共同の生活費をどのように負担するか、その負担比率は。
・子供ができた場合、その養育費はどのように負担するか、その負担比率は。
・お互いに働くのか。
・どちらかが無職になった場合はどうするか。
・離婚した際には共同の財産をどのように処分するのか。
・離婚の際に子供がいた場合、親権はどうするか。
・配偶者が死亡した場合、その財産はどうするか。誰に何割相続させるか。

これらは確かに曖昧なままにしておくと、感情的なしこりになってしまうことが多いですよね。このしこりがたまると、ある日突然爆発! なんてこともあり得ます。「婚前契約書なんて……」と思うかもしれませんが、後でもめるより、あらかじめ決めておいた方が心労が少なくて済むのではないでしょうか。

例えば、共働きが普通なドイツやフランスといった国では、二人とも収入がありますから、そのお金の取り扱いについてはあらかじめ決めておいた方が後でもめないですよね。「自分の稼いだお金は自分のお金。共同の生活費はその中から負担する。

負担割合はお互いの収入額によって決める」といった具合に決めるわけです。

たまにネットのスレッドで、大事な趣味のコレクションを嫁に捨てられた! といった旦那さんの絶叫があったりしますが、そういう場合に備えて婚前契約書を作り「夫のコレクションについては勝手に処分しない」という条文を入れておけば良いのです。

このような婚前契約書があれば、それをどちらが破ったかは明確になりますし、いざ離婚なんてときにも「有責」についての話が早いでしょう。日本でも離婚率が上がっていますから、この「婚前契約書」は日本でも一般的になるかもしれませんね。

(高橋モータース@dcp)

「これからは日本でもはやる!? ドイツでは結婚に際して「婚前契約書」を結ぶのが普通!」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る