「安保法制」成立で安倍首相が電撃辞任!? 早くも始まった“次の次”自民党総裁レース (2/2ページ)
変わり始めているとはいえ、自民党はいまだ古い体質のまま。となると、次の次候補として有力な議員はいったい誰なのだろうか?
「人気の面では小泉進次郎議員になるかと思いますが、期数を考えると、まだちょっと早い。ほかに、根強い声があるのは、西村康稔議員です。西村議員は自民党に逆風だった2009年衆院選でも楽々と小選挙区で当選しています。選挙区は農業が盛んですが、西村議員はTPP推進論者。それでも、選挙では絶大な支持を得ているのです」(前出・永田町関係者)
西村議員は2012年の自民党総裁選で安倍候補を支持した安倍再登板を実現した立役者でもある。そのため、安倍総裁からの信頼も厚い。敵方の民主党関係者も「政策知識も豊富で、議員間の信頼も厚い。必要なのは、大臣経験だけ」と西村議員を評価する。
とはいえ、安倍政権の支持率と安倍総裁の動向次第で、誰が次の総裁に選出されるのかは変わる。次の総裁選びで波乱が起きれば、当然ながら次の次の総裁レースも影響を受ける。
気の早い話と感じるかもしれないが、長らく総理大臣は1年単位で交代してきた。次の次と目された議員が、2年後には総理大臣になっている可能性だってゼロではない。
(取材・文/小川裕夫)