チャイルドコーチングアドバイザーが教える「反抗期のこんなときどうしてる?」 (2/3ページ)
そのとき私が感じたことは、お母様は息子さんを心配でたまらないから口うるさく言ってしまい、息子さんはそれを「自分は信用されていない」と捉えて反発してしまっているということでした。
一度こういう状態になってしまうと、母親から何を言われても子供は否定的に捉えてしまいます。このような時は、第三者にお任せしてみると良いかもしれません。息子さんは塾に通っていて、塾の先生とは志望校などの話もしていますよね。塾の先生にお願いし、自習などを利用して勉強させるようにしてみたらいかがでしょうか?
そして、家ではなるべく勉強の話はしないようにして、息子さんの興味のあること(ゲームでもテレビ番組でも)をさりげなく話してみるとか。最初はきっと「急になんだよ」と息子さんも思うでしょうし、なかなか話にのってくれないと思います。でもだんだんと、勉強のことを何も言わなくなったお母様に対して逆に不安になってくると思います。「もう、僕のことあきらめたのかな…」と今度は見放されたような感覚になってきて、それがまた不満になるはずです。そこで塾の先生の出番です!
ここで、面談途中で口論になってしまった親子に対して、私が塾の先生としてどのように対応したかを参考としてご紹介します。
その子が自習に来たとき、雑談のような感覚でいろいろと話しました。自分自身の体験談を交え、「親というのは子供が心配でついうるさく言い過ぎてしまうけど、全部子供のためを思ってのこと」という内容を話しました。「あのときはうるさいだけだったけど、今となってはそういう気持ちもわかるんだよね」と。そして、目先の志望校のことだけでなく、もっと先のことを見て話をしました。そして、話した内容はお母様に全て報告し、家ではその話は絶対にしないようにと口止めをしました。親と先生がつながっているということは、子供にとっては「騙された」「大人は信用できない」ということになってしまいますから。
このように、塾を上手に利用してみてはいかがでしょう?塾の先生にお願いすれば、きっと協力してくれると思います。そしてお母様は、塾で頑張って勉強している息子さんを褒めてあげてください。