歴史の豆知識! ロクなことがなかった、後醍醐天皇の失敗政策まとめ (2/2ページ)
これによって確定した裁判が蒸し返されるという大混乱に。
さらには、以前に出した綸旨(りんじ:天皇の意を受けて発行される命令書のこと)の取り消しなどを行ったことからさらにその混乱が拡大します。これにより、綸旨そのものの信頼がなくなってしまいます。
このように、調べてみますと後醍醐天皇はロクなことはしていません。自分が名君であるという意識はお持ちで、また良かれと思って数々の政策を実行されたのでしょうが、それらは頭でっかちの現実に即さないものばかりでした。
武士の不満が高まって、その頭領であった足利尊氏が離反・謀反に及んだのも仕方ないところでしょう。結果、後醍醐天皇は、三種の神器を足利方に渡し幽閉されます。その後、また幽閉場所から脱出、吉野まで逃げて南朝を開きます。
これが南北朝の時代の幕開けなわけですが、北朝に対抗すべく陰謀を巡らせているときに病に倒れ、ついに崩御します。後醍醐天皇は、陰謀に明け暮れた生涯を送った珍しい天皇といえるかもしれません。
(高橋モータース@dcp)