ギャラ低下が原因か…女子アナがグラビア&過激ショット写真集を出すワケ (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 冒頭部で紹介した脊山アナの場合、初版8000部、推定ギャラ130万円、長崎アナは初版6000部、推定ギャラ100万円といわれている。宣伝効果もあり、纏まった額のギャラも手に入ることも大きい。

 しかし週刊誌のグラビアでは数万円から10万円とそのギャラは決して高くはない。なかにはノーギャラというケースもある。

「週刊誌のグラビアは、たとえば女優の米倉涼子さんとか、女子アナなら夏目三久さんとか。ごく一部のインパクトある方を除いて、経験関係なくギャラそのものは低く抑える傾向にあります。媒体の宣伝効果、それがギャラという理解です」(大手週刊誌編集部員)

 競争の激しい女子アナの世界では生き残るのは大変だ。ノーギャラでも“話題づくり”のためにグラビアやセミヌードにチャレンジする女子アナが増えてもおかしくはない。

局アナ全員にAV出演依頼があったことも

「毎日放送の水野晶子アナ(56)は、40歳の時にプライベートでヌード写真を撮ったと話題になりました。その後50歳、60歳と10年に一度ごと、ヌード写真を撮る予定だと聞きます。表には出ていませんが評判もよく話題になりました」(元在阪準キー局・現フリー、Cアナ・41歳)

 局・フリー問わず、話題になることに意味がある。

 しかしいくら話題づくりでもAVは難しいかもしれない。性行為の描写だからだ。ただしオファーはある。ある東北地方の放送局では社員名簿が社外に流出、Vシネマ制作を名乗る会社から「脱ぐシーンもあるが」と、AV出演のオファーが女子アナ全員に寄せられたケースもあった。

 今年5月、在京民放キー局5社の2015年3月期の連結決算が出揃った。これによると広告収入は景気回復により増加したという。しかし総務省の調査によると放送広告収入は2005年は2兆2189億円だったが、以降、減少の一途を辿り、2010年には1兆8484億円まで右肩下がりでの減少を続けている(総務省「情報通信白書」平成25年版)。

 リーマン・ショックによる不況以降、局アナ・フリー問わず、女子アナのギャラは抑えられる傾向にある。競争の激しい女子アナが生き残るには新しい分野を切り開く努力も必要だ。

 そうした背景もあり、今後、女子アナが、写真集やDVDにも続々とチャレンジする時代がやってきた。女子アナファンならずともゾクゾクする流れが、今、出来つつある。

(取材・文/田中那智美)

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