6日にTBS系列で放送されたバラエティ『櫻井有吉アブナイ夜会』に出演したV6の三宅健の言動が話題となっている。

　番組内で「オネェ人気が異様に高く、ゲイ雑誌で抱きたい男ランキング1位を何度も獲得している」と紹介された三宅は、番組の司会である嵐の櫻井翔とどちらの人気があるか二丁目で100人に聞いて調査するという企画で、ゲイの聖地、新宿二丁目へロケに向かうと二丁目の住人達から「カワイイからイジメたい」「ゲイのオーラをまとっている」「優柔不断そうだけど、食べたいものを言ったら美味しい店を知っててエスコートしてくれそう」と大絶賛を受けることに。

　途中、撮れ高に不安を感じた三宅が同行したディレクターに「仏のさお……顔も三度までだよ」とアブナイ言い間違えをしかけながら説教をしたり、同性愛者の人生相談に真剣に答え、同じく番組にゲスト出演したお笑いコンビ・サバンナの高橋から「ゲイのカリスマの立ち位置で喋ってるやん」とツッコまれたりもしながらも、最終的には59対41で三宅の勝利。

　このゲイたちからの人気を、三宅は「普通に女の子が好きなんだけど」と反論しながらも、「ゲイの人って男性でもなく女性でもない、その中間のいいとこ取りをしたような感覚を兼ね備えた人たちが多い気がしていて、そういうゲイの人たちにタイプですとか、好きですとか言われるとまあ……やぶさかではない！」と、自身への評価に満更でもない様子だった。

キスハプニングにスタジオ騒然

　ところが、このロケ部分の放送が終わり、スタジオパートになってから、三宅が大暴走。「これ、別にやりたかったロケじゃないから。（中略）別にさ、田中D（同行したディレクター）が100人にアンケート聞いてさ、ここで僕見ればいいだけでしょ。もっと違うことで掘り下げて欲しかった」とロケのVTRの出来に不満をぶちまけ、ディレクターを呼んで「全然面白くなってないじゃん」と非難。

「我々のスタッフですから…」と止めに入った櫻井と口論になり、「いい加減にしろ、櫻井！」と言いながらなんと櫻井にキスをしたのだ。突然のサプライズに乗客は大歓声を上げ、櫻井と同じく番組の司会をしている有吉からは「何をしてんだお前らは、いい加減にしなさい」と苦笑い。

　櫻井も悪乗りし、三宅に「先輩くちびる柔らかいっすねー」と返すなど、その場は一気に怪しい雰囲気に。その空気にアテられたのか、俳優の田中圭とサバンナ高橋のゲスト二人も、三宅と桜井の口論からキスの流れを模倣しだし、その手の趣味を持つ人々にはたまらない（？）シーンが続出することとなった。

　その後も、ジャニーズ1、岡田准一を愛している男であることを紹介された三宅は、「子供の頃から一緒にやってきて、一番下なんで、ペットみたいにスゴい可愛かった。昔よく、あいつの膝の上に乗ったりとか、人の膝の上に乗るのが好きなんで（中略）あいつの膝の上が一番安定してますね」と、同じV6のメンバーである岡田の膝の上に乗っていたことを告白し、実際に肩を抱きながら膝に座るのを有吉に実演するなどやりたい放題。

　これらの三宅の“御乱心”に対し、ネット上では「俺のゲイセンサーにびんびん引っかかってたんだけど、アブナイ夜会のキス見て確信した」「三宅健ゲイ疑惑スレスレすぎてアウトじゃね？」「女っぽいとかナヨいとかじゃなくて完全に男まで落とす表情仕草をしてる」などの意見が多数見られ、やはりソッチの気があるのではないかと疑う人は多いようだ。

　実際、三宅はDVDの特典映像などで、同じV6のメンバーである井ノ原快彦と度々キスをしていることがファンの間で有名らしく、今回のキスに関しても、彼のファンは「よくあること」と気にしていない様子。

　番組内では、女性の脚フェチである事も告白していたが、これだけの状況証拠がそろってしまうと、それすらも本来の嗜好を隠すためのフォローなのではないかとの印象も拭えない。三宅は本当に純粋な異性愛者なのか、それとも……。まさかのカミングアウトが飛び出す日を期待しながら、今後も注目していきたい。

（取材・文／阿佐美UMA）