普通の人よりも味覚が鋭い「スーパーテイスター」かどうかがわかるチェックテスト (1/4ページ)
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ケールというアブラナ科の野菜がある。日本だと青汁などに使用されている野菜なのだが、人によって味わいが大きく異なるという。
“スーパーテイスター “と呼ばれる味覚が鋭い25%の人々にとってはやたらと苦く感じるこの野菜だが、33%の人々にとってはほとんど苦味がない。残りの人たちはその中間の味わいを感じるのだそうだ。こうした違いは、私たちの味の認識がDNAにプログラムされている為遺伝的要素が強いという。
米フロリダ大学のリンダ・バートシャック教授によれば、プロの料理人やソムリエはスーパーテイスターの割合が比較的高いという。また、男性よりは女性、コーカソイド(白人)よりもアジア人やアフリカ人に多いそうだ。
さてあなたはスーパーテイスターなのか?それを見極める方法があるという。
・スーパーテイスター診断テスト
スーパーテイスターは味蕾を備える舌の茸状乳頭の密度が高い。専門家によれば、自分がスーパーテイスターであるか確認するには、食品着色料で舌に色をつけ、一定範囲内にある茸状乳頭の数を数えればいいそうだ。自分の味覚が鋭いのか、舌バカなのかを知りたければ以下のものを用意して試してみよう。
用意するもの1.青い食用色素(液体)を綿棒にとり、舌を青く染める。
食用色素青色、綿棒、鏡、ピンセット、直径7㎜のパンチ穴を開けた紙
2.鏡にむかい、穴の開いた紙を舌の前方3分の1あたりにあてて、穴の範囲で青く染まらずに残っているピンク色の丸い小さな突起を数える。市販のパンチの穴の直径は6mm~8mmなので舌にあてながら数えると数えやすい。また、スマホなどで写真を撮って拡大しても数えやすい。