[チャクリキ甘井コラム]ボブ・サップはやっぱりスーパースター (3/5ページ)

日刊大衆

試合直前に予定されていたファイトマネーを半額にダンピング相談されたようで、もし当時、私がマネージメント等に関係していたとしても、やはり同じように「試合をするべきではない。帰ろう」と言っていたでしょうね。呆れる話です。 普段のボブ・サップ選手はよくしゃべる、しゃべる、しゃべる。おそらく格闘技業界で一番のおしゃべり好きでしょうね。内容も中学生男子みたいなバカ話が多く、私などはまぁ楽しく聞けますが、合わない人には合わないかも知れませんね。
「俺は多分ホースト選手に嫌われているんだよなぁ」と悩んでいましたが、真面目なホースト選手にこの調子で話し続けていたらそれも止む無しかと思います。

また最近では「おい! 聞いたんだけど、何か俺の悪口を言ったか?」とIGFの移動バスでミルコ・クロコップ選手に絡んでいました。流石のミルコも苦笑しておりました。

ボブは本当に天真爛漫な所があるから憎めないですよね。また変な所で凝り性ですし。タコスにハマっていた時にはあの巨体を丸めて一生懸命にタコスを作って「ハイ、ドウゾ!」と渡してくれます。
パーラー営業と呼ばれるパチンコチェーン店舗を廻るイベントは選手にとっても良い条件の物が多く、人気の仕事ですが、ボブ選手の仕事ぶりは特に人気ですね。
一度大阪でジェロム・レ・バンナ選手がこの仕事をした時、偶然担当者が私の友人でした。彼が言うには、ジェロムは一店舗目でちょっと飽きてきて、二店舗目で同じ事をさせられて機嫌が悪くなり、三店舗目に行く前に「飽きたから帰る!」と言い出したそうです。流石ジェロムです。気まぐれなフランス人です。結局私の友人がなだめすかして何とか四店舗の営業を終えたそうです。

それを聞いたボブは「ジェロムにはこの仕事は無理だろう!」と大笑いしておりました。ボブのパーラー営業は凄いですよ。自分で何枚も白いTシャツを買って、店舗ごとに違うイラストを描いてプレゼントしたり、その場所に即した英語メッセージを入れたり、必要以上に細かい凝った仕事をしています。それが充分伝わっているのかどうか不安ですが。

しかし人を楽しませる事に生き甲斐を感じるというボブ選手は本当に「大衆のスーパースター」だと思います。

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