混雑ルートを徹底予測!! 全国高速道路「夏の渋滞マップ」 (2/4ページ)
もともと、上りのほうが渋滞回数が多くなるんですが、昨年の事前予測と比較しても、下りはほぼ同じ回数なのに対し、上りは15%多くなっていますからね」
この"上り偏重"の要因として考えられるのが、"日並び"だ。
お盆休みの初日が人によって11~13日と幅があるのに対し、多くの人の連休最終日が16日(日)。そのため、この日の上り線利用者数が多くなってしまうのだ。
結果、上りのピークは、8月15日(土)で10キロ以上の渋滞予測回数が49回、20キロ以上の渋滞が25回も発生するとされている。
下りのピークが8月13日(木)で、10キロ以上= 37回、20キロ以上= 13回と比べても、上りの混雑具合がいかに凄まじいかが分かる。
渋滞時に一番早い車線とは?
また、先に述べた東北道と関越道の2区間に東名・大和トンネル(以下=TN)付近も含めた3区間では、期間中に40キロ以上の渋滞を11回予測しているが、そのうち10回が上りということも頭に入れておきたい。
さらに、区間別で見ると、宇都宮IC、花園IC、大和TN、小仏TN、音羽蒲郡IC、一宮JCT、四日市IC、宝塚西TNなど"ドライバー泣かせの常連"が、名を連ねていることが一目瞭然。
しかし、こうした"名前"や距離だけにとらわれてはいけないと、前出の清水氏は警鐘を鳴らす。
「ひと言で渋滞と言っても、"不快度"はかなり違うんです。ピタッと止まってしまう渋滞よりも、ノロノロでもいいから動いているほうが、ストレスが少ないですよね。実は区間によって、この不快度が大きく変わってくるんです」
渋滞とは、高速道路の場合、時速40キロ以下で走行(都市高速は同20キロ以下、一般道は同10キロ以下)していることを指す。清水氏によると、通常の渋滞では時速20~25キロで進むことが多いと言うのだが、中央道の小仏TN付近では時速10キロ程度しか速度が出ないと言う。
「これは、首都圏から放射状に伸びる高速道路が概ね片側3車線あるのに対し、中央道だけは片側2車線しかないうえ、この付近に車線の増減があるからです。