本好きリビドー(118)

週刊実話

快楽の1冊 『血の季節』 小泉喜美子 宝島社文庫660円(本体価格) どんな職種においても、偉人は必ず生まれる。政界、経済界、芸術界など−−。ミステリー小説の分野でもしかりだ。本書の作者、小泉喜美子は偉人の一人だ。衝撃的な死が多くの人に惜しまれ、伝説の存在と捉えられるようになったとも言えるが、そうでなくても生涯そのもの、もちろん仕事上での実績はミステリー史に残っている。 まず生涯という点では、日本ハード...

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