なぜ「銭湯」は減少を続けているのか
ここ数年、銭湯ブームが続いている。だがその反面、廃業する店舗もあとを絶たない。銭湯の数が最も多かった1986年は、都内に2600以上の銭湯が存在していた。だが、2016年には約600軒まで減少している。その背景には、経営者の高齢化や後継者不在などの問題が指摘されている。 「1990年代後半から2000年代前半にかけてスーパー銭湯がブームになりました。健康ランドよりも入浴料が安く、またバラエティーに富んだ種類の風呂を楽...
ここ数年、銭湯ブームが続いている。だがその反面、廃業する店舗もあとを絶たない。銭湯の数が最も多かった1986年は、都内に2600以上の銭湯が存在していた。だが、2016年には約600軒まで減少している。その背景には、経営者の高齢化や後継者不在などの問題が指摘されている。 「1990年代後半から2000年代前半にかけてスーパー銭湯がブームになりました。健康ランドよりも入浴料が安く、またバラエティーに富んだ種類の風呂を楽...