天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 中曽根康弘・蔦子夫人(中)
「“結婚詐欺”にあったようなものでした。役人と結婚したら平穏な生活ができると思って嫁に来たのに、途中で何一つ相談なしで勝手に役人を辞めちゃって。結局、選挙ばかりやらされることになりました」 中曽根の妻・蔦子は冗談めかし半分、本音半分で、その結婚生活を振り返ったことがある。 中曽根は群馬県高崎市の「古久松」という屋号の、関東有数の材木屋の息子である。両親の限りない愛情、恵まれた環境のもとで、県下の...
「“結婚詐欺”にあったようなものでした。役人と結婚したら平穏な生活ができると思って嫁に来たのに、途中で何一つ相談なしで勝手に役人を辞めちゃって。結局、選挙ばかりやらされることになりました」 中曽根の妻・蔦子は冗談めかし半分、本音半分で、その結婚生活を振り返ったことがある。 中曽根は群馬県高崎市の「古久松」という屋号の、関東有数の材木屋の息子である。両親の限りない愛情、恵まれた環境のもとで、県下の...