天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 竹下登・直子夫人(中)
昭和62年(1987年)10月、竹下登は時の自民党総裁(首相)だった中曽根康弘の「裁定」により、自民党第12代総裁(首相)に就任した。 時に、総裁選をやっても竹下の圧勝が既定事実になっていたこと、中曽根自身が自ら竹下に譲ることで退陣後の政権への影響力を残すとの思惑の二つが働き、あえて「裁定」という形を取ったものといってよかった。竹下はこれで、飛び抜けた周囲への「気配り」と「辛抱」ぶり、一方で秘めた「したたかさ...
昭和62年(1987年)10月、竹下登は時の自民党総裁(首相)だった中曽根康弘の「裁定」により、自民党第12代総裁(首相)に就任した。 時に、総裁選をやっても竹下の圧勝が既定事実になっていたこと、中曽根自身が自ら竹下に譲ることで退陣後の政権への影響力を残すとの思惑の二つが働き、あえて「裁定」という形を取ったものといってよかった。竹下はこれで、飛び抜けた周囲への「気配り」と「辛抱」ぶり、一方で秘めた「したたかさ...