江戸時代の貨幣の種類と庶民の銭暮らし。庶民はめったに小判を使わなかった
江戸時代の貨幣は金、銀、銭(銅)の3種類ありました。現在のオリンピックメダルと同じ材料ですね。しかも「江戸は金遣い、大阪は銀遣い」といわれ、関東と関西で主に流通している貨幣が分かれていました。今回は江戸で流通した金貨と銭貨に焦点を絞って解説します。 金貨は四進法 金貨の単位は「両(りょう)、分(ぶ)、朱(しゅ)」で、「1両=4分=16朱」の四進法でした。 「1両」は金の小判1枚。 画像:文政小判 現代の価値に...
江戸時代の貨幣は金、銀、銭(銅)の3種類ありました。現在のオリンピックメダルと同じ材料ですね。しかも「江戸は金遣い、大阪は銀遣い」といわれ、関東と関西で主に流通している貨幣が分かれていました。今回は江戸で流通した金貨と銭貨に焦点を絞って解説します。 金貨は四進法 金貨の単位は「両(りょう)、分(ぶ)、朱(しゅ)」で、「1両=4分=16朱」の四進法でした。 「1両」は金の小判1枚。 画像:文政小判 現代の価値に...
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