1938年「津山30人殺し」犯人・都井睦雄の墓に込められた被害者・加害者遺族の思い
岡山県津山市から北へ20キロほど進んだ苫田郡加茂町(現津山市)の山村で、1938(昭和13)年5月20日未明、日本の犯罪史上、いや世界の犯罪史上でも稀にみる大量殺人事件が発生した。なんと集落の3分の1にあたる30人もが一晩の間に殺されたのだ。 犯人は同村の都井睦雄(当時22)。彼は、猟銃や日本刀の類を使い、5歳から86歳までの村人30人を殺害、2人に傷を負わせたのだ。それも、わずか数時間のうちにである。その後、都井は付近の...