天才テリー伊藤対談「ガレッジセール・ゴリ(照屋年之)」(2)奥田瑛二さんってその手の話好きだよね
テリー でもミイラになった遺体とあらためて向かい合う行為って、遺族にとっては、つらいものじゃないかな。ゴリ 僕も「どうして2度も悲しまなきゃいけないんだろう」と、ずいぶんと考えました。でも、洗骨はそういう意味でも、家族というものを強く意識させられる儀式なんです。その頃の僕も母親を亡くしたばかりだったので、あらためて親が子を産んで去り、その子がまた子を産み‥‥という家族の命のリレーを、笑いと悲しみを...