森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★攻めどころを誤る野党
毎月勤労統計が不適切な方法で調査されていた問題で、野党が政府の追及を強めている。賃金の伸びを高く見せたい政府に忖度して、厚生労働省の官僚が統計不正を働いたのではないかという見立てだ。 しかし、官僚の答弁は全面否定、あるいは“記憶にない”というものばかりだ。当然だろう。「忖度しました」と証言すれば、官僚人生はお先真っ暗になる。証拠がないものは認めないのだ。今回の国会でのやり取りは、加計学園のときと...
毎月勤労統計が不適切な方法で調査されていた問題で、野党が政府の追及を強めている。賃金の伸びを高く見せたい政府に忖度して、厚生労働省の官僚が統計不正を働いたのではないかという見立てだ。 しかし、官僚の答弁は全面否定、あるいは“記憶にない”というものばかりだ。当然だろう。「忖度しました」と証言すれば、官僚人生はお先真っ暗になる。証拠がないものは認めないのだ。今回の国会でのやり取りは、加計学園のときと...