六角精児・自己肯定の人間力「つらい思いをしたぶん、人に優しくなれた」
今回主演を務めさせてもらった映画『くらやみ祭の小川さん』は、56歳でリストラされた男の、再生の物語です。この映画のキャッチコピーは“人生まだまだ捨てたもんじゃない”なんですが、その感覚が、最近になってよく分かってきたような気がしているんです。 僕の20〜30代は、本当にロクなことがなかった。誰からも必要とされてない感じがしていました。でも、40代に入って出演作品が増えて、自分の芝居を人に見ても...
今回主演を務めさせてもらった映画『くらやみ祭の小川さん』は、56歳でリストラされた男の、再生の物語です。この映画のキャッチコピーは“人生まだまだ捨てたもんじゃない”なんですが、その感覚が、最近になってよく分かってきたような気がしているんです。 僕の20〜30代は、本当にロクなことがなかった。誰からも必要とされてない感じがしていました。でも、40代に入って出演作品が増えて、自分の芝居を人に見ても...
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