武豊「6億円和解」で「第2黄金期」が到来(2)「ため殺し」を葬った逃げ切り
6億円馬騎乗による「電撃和解」。だが、コトここに至るまで、さまざまな苦難が降りかかったのも事実だ。 武はデビュー3年目の89年にリーディングトップの座を得ると、91年の2位を挟んで00年まで独走。長い黄金期を築いた。さらに03年から05年にかけては3年連続で年間200勝超えという離れ業を達成し、黄金期にあって、まさに絶頂を迎える。その後、近藤氏との決裂はあったものの、すぐに成績が下がることはなく、08年までリーデ...