医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<骨粗しょう症>「男性ホルモンの減少と生活習慣病で骨折の危険」
ちょっとつまずいただけで骨折してしまい、病院に駆け込んだら「骨粗しょう症です」と医師に言われて衝撃を受けるケースがある。「骨粗しょう症」とは、骨密度の低下や骨質の劣化などで骨の強度が低下し、中身がスカスカになり、骨折しやすくなる病気。閉経後の女性に多いイメージだが、実は男性にも増加している。国内の患者の推計は、約1280万人。そのうち4人に1人は男性で、70歳以上になると女性の半数にもなると言われてい...