里美たかし、大衆演劇を語る「好きじゃなければ、とてもできない」
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インタビュー
初めて舞台に立ったのは、3歳のときです。今でも鮮明に覚えています。セリフはひと言だけ。「ちゃん!」でした。 僕の両親は2人とも舞台人。だから僕の側には、いつでも“大衆演劇”の世界がありました。一座の中で毎日過ごして、一座の中で遊んで……。一座の中で大きくなっていったようなものです。 とはいえ、舞台を観るのは好きでしたが、自分が出ることにはとまどいがありました。化粧……とりわけ、女形で白粉を塗るの...