卑弥呼のモデルとされる「倭迹迹日百襲姫」とはいったい誰?正体を日本書紀の記述から推測【前編】
日本の古代史最大の謎とされる邪馬台国女王・卑弥呼。その正体をめぐっては、江戸時代から現在まで、さまざまな説が出されてきました。 今回は、『日本書紀』に登場し、卑弥呼の有力なモデルとされる倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)にスポットをあてます。『日本書紀』に記載される伝説などから、その謎を探っていきましょう。 倭迹迹日百襲姫とはどんな人物? 崇神天皇のもとで、巫女的な役割を担った倭迹迹日百襲...