怪談家・稲川淳二「怪談って、本来は冬に語られたんじゃないかと思うんです」【人間力】インタビュー

日刊大衆

稲川淳二(撮影・弦巻勝)
稲川淳二(撮影・弦巻勝)

私は東京の渋谷のあたりの生まれなんですがね、子どもの頃は木造の古い日本家屋がまだまだたくさんあって、うちもその一つでした。  夜になると「さあ、2階に行って寝なさい」って弟と二人、母親にお尻を叩かれながら暗い階段を上がっていく。布団に入ると母親がそばに座って、ジーッと私たちの顔を見ながら、「これはね、私が子どもの頃、本当にあった話なんだけどね……」と、怪談を始めるんです。  ほの暗い電球の灯りが...

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