なんと日本海軍はブドウから兵器を作っていた!?戦時中のワイン造りとロッシェル塩【前編】
ロッシェル塩とは? ブドウからワインを作るときに白い結晶体があります。これは酒石酸と呼ばれるもので、ロッシェル塩という物質の原料になります。 スカイラブ上で成長させたロッシェル塩の大きな結晶(Wikipediaより) 実はこのロッシェル塩、第二次世界大戦で日本海軍にとって重要な役割を果たしました。ロッシェル塩には音波をすばやく捉える特性があり、水中聴音機やレーダーなどの探査技術に用いられたのです。 しかし...