まだまだ暑さが続く8月。世間はお盆休みで、夫婦で家や帰省先でのんびりと過ごしている方も多いかと思いますが、それでも子供は家の中でじっとなんてしていません。
夏の太陽をたっぷり浴びて、もうすっかり日焼けして黒くなったお子さんもいるのではないでしょうか?
ですが、「真っ黒になっちゃった~」だけでは済まない問題があります。
今回は、皮膚癌が世界一多い国のオーストラリアから帰国した筆者が、子どもの日焼けと知られざる太陽のキケンについてお話しします。
■ママよりも「子供の日焼け対策」が100倍大切な理由
夏はママも日焼けが気になりますよね。SPF30~50の強力な日焼け止めに、日傘や帽子。プールや海でも長袖・長レギンスの完全防備のママをよく見かけます。美意識高めのママは「だって焼けたくないんだもん」といいますが、そのママの子供は全くの無防備で炎天下を駆け巡っていたりします。
世界で最も皮膚癌の発症率が多く、毎年約1,000人が命を落とすオーストラリアでは、日焼けは美容対策ではなく命にかかわる健康対策。
日陰で涼を求める大人よりも、太陽の下で元気に戯れる子供の日焼け対策のほうが100倍大切です。
オーストラリアのママからすると、子どもの日焼け対策を怠るママは「あなたの美容より子供の健康のほうが大切ですよ!」と総ツッコミされること間違いなしなのです。
■ヒュー・ジャックマンも!「3人に2人」が皮膚癌になるオーストラリアの癌問題
映画『X-Men』でウルヴァリン役を演じた俳優ヒュー・ジャックマンが2013年に皮膚癌を告白し、昨年夏までに4回も癌摘出の手術を行ったことが話題になりました。
ヒュー・ジャックマンは、少年時代を過ごしたオーストラリアで全く何の予防もせずに強烈な陽射しの下で遊びまわっていたのが皮膚癌の一因だと考え、皮膚癌の恐ろしさを世界に訴えつつ、子どもたちを癌から守るために、独自の日焼け止めブランド『Pure Sun Defense』を立ち上げました。
オーストラリアでは70歳までに3人に2人が皮膚癌を発症し、毎年約1,000人が命を落としているのです。