「あだ名」は、その人の特徴や実績から付けられます。「評価は人のするところであって、本人にはどうしようもない」といわれますが、できればいい「あだ名」で呼ばれたいですね。でも、歴史上の人物の中にはひどい「あだ名」で呼ばれた人がいます。今回は、そんな人物とあだ名をご紹介します。
⇒ガイウス・ユリウス・カエサル
ローマ共和国を代表する偉大な人物「カエサル」ですが、ロクなあだ名で呼ばれませんでした。いわゆる「シーザー・カット」ははげ隠しである、なんて説もあるほどですので髪の毛が薄かったのは確かでしょう。また、ものすごい額の借金をしていたのも事実で、まあ「借金王」なんていわれても仕方がないかもしれません。
●「食人鬼」⇒ナポレオン・ボナパルト
フランスの英雄ナポレオンですが、戦争に明け暮れた生涯を送ったため、ひどいあだ名を付けられています。「食人鬼」の他にも「コルシカの鬼」「怪物」などが新聞の見出しに踊りました(いずれもエルバ島脱出後の新聞の見出し)。ただし、第1次イタリア遠征の際には、兵士たちから親しみを込めて「ちび伍長」といったあだ名でも呼ばれました。
●「人食い大統領」⇒イディ・アミン
イディ・アミンは1971-1979年にウガンダの大統領を務めた人物です。軍人でもあり、身長が193cmもある非常な巨漢でもありました。東アフリカのボクシングヘビー級チャンピオンにもなったことがあるというマッシブな人物です。国民を数十万人も虐殺したとして「黒いヒトラー」などと呼ばれました。虐殺した人の肉を食べたといううわさが立てられ、このようなひどいあだ名が付きましたが、実際のアミンはベジタリアンだった(鶏肉は食べた)といわれています。
●「はげねずみ」⇒豊臣秀吉
織田信長が秀吉を呼ぶときにはこう呼んでいたそうです。一般によく知られる「サル」ではなく「はげねずみ」が正しい(?)のですね。