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皆さんは、“下水道”というと、どんなイメージをお持ちだろうか?
汚い、臭い、生ぬるい。そこを流れる生活排水についてはもう用のない、価値の無い水。きっとそのようなイメージを持つ方が大半だろう。
しかし、もしこの価値の無い水が流れゆく“下水道”から、“新たな価値”が生まれるとすれば、どんなに素晴らしいことだろうか。そしてイマ、それが現実となろうとしている。
■ 下水熱から再生可能エネルギーを生み出す「ミライ・チャレンジ都市」へ
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下水道は、主に生活排水や産業排水などが流れ込むが、これは大抵の場合、外気温よりも暖かい、つまり熱を帯びている場合が多い。生活排水であれ、産業排水であれ流れ出る排水はお湯や温水も含まれ、これが下水道に流れるために、暖かくなるということなのだ。
今年の7月より、下水道に関する法律が改正され、今までは法的に不可能であった、「下水道施設内に民間企業が設備を取り付ける」ということが、この下水道の熱利用に関してのみ、設備の設置を許されることとなった。
これを受けて8月26日に、積水化学工業株式会社と愛知県豊田市は、新たな“下水熱回収技術”の実用化に向けて『ミライ・チャレンジ都市パートナーシップ協定』を締結し、調印式を行った。これは同市の下水処理場『あすけ水の館』において共同で実証事業を実施するというものだ。