日清食品の「カップヌードル」は、2015年9月18日に発売44周年を迎えた。世界初のカップ麺として国内外で愛され、これまでの販売数は累計380億食を超えている、まさにインスタントラーメンの「定番」である。
「カップヌードル」シリーズ製品史
そんなカップヌードルは、「カレー」や「シーフード」をはじめ、「チリトマト」や「トムヤムクン」など、味のバリエーションの豊富さでも知られている。実は、これまでの44年間をさかのぼってみると、過去には「酢豚」や「鶏五目」など、なかなか「チャレンジ精神溢れる」メニューも扱っていたようだ。
今回のJタウンネットでは、横浜・みなとみらいにある「カップヌードルミュージアム」の展示を通じて、そのバラエティ豊かなラインナップをご紹介したい。
8種の変わり種ヌードルをご紹介同施設内にある「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」は、日清食品がこれまでに発売したインスタントラーメンを壁一面に展示したもの。時系列順に並べられたパッケージは、総数3000点以上にも及ぶ。それでは、このヒストリーキューブの中から、過去に発売された「一風変わった」カップヌードルを順番に紹介していこう。
1972年発売 「カップヌードル 天そば」緑のロゴが印象的
本家カップヌードル発売の翌年、1972年12月に発売された「天そば」は、かつおだしとほのかな柚子の香りが特徴のつゆに、エビミンチ天やシイタケといった具材を加えたもの。お馴染みのロゴを、緑色にアレンジしたデザインでも知られる。
世界初の和風カップ麺とされ、消費者からも人気が高かったが、1976年に同社から和風カップ麺「どん兵衛 天ぷらそば」が発売されたことに伴って終売した。2011年に行われた「歴代カップヌードル復活総選挙」では堂々の1位に輝き、数量限定で復刻版が発売された。