近年36週以前に産まれてしまう切迫早産が増えていると言われています。
早産で生まれた赤ちゃんは“低出生体重児”と呼ばれ、中には耳や目に障害が残ったりする場合もあり、リスクが多いとされています。
できることなら出産するのに最も適した時期と言われる37週~41周の間の正産期で出産をしたいものですよね。
そこで今回はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が意外と多くの人がしてしまっている“早産になりやすい行動”をアーユルヴェーダの視点からお伝えします。
■早産になりやすい5つの原因とは?
アーユルヴェーダでは、この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っていると考えられています。これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により骨・筋肉・内臓が構成され、生きるための大切な生理的機能がつくりだされていると考えます。
この3つの性質のうちのヴァータ(風・空)が増えすぎると早産傾向になりやすくなります。
ヴァータは“排出する”という重要な役割を持っているのですが、排尿・排便、また出産もこのヴァータの排出の働きによるものです。
ただし、妊娠中にヴァータが増えすぎてしまうとこのヴァータが異常な働きを始めてしまい、正期産前に排出=出産してしまうことがあるのです。
ヴァータが増えてしまう原因は何かと言うと……
(1)冷たいものを飲む・食べる
(2)睡眠不足
(3)過度な運動(特に夕方以降の運動)
(4)長距離の移動(特に飛行機)
(5)パンをたくさん食べる
注目したいのが最後2つですが、(4)は人間が自分の身体で動ける速度よりも早いものに乗るとヴァータが高まるとされています。よく旅行に行くと便秘になる方もいると思いますが、これは移動によるヴァータの増加反応によって生まれる不調なのです。
ちょうどシルバーウィークに入りますので飛行機や新幹線などの特に早い乗り物で長距離の旅行をするのは気を付けた方が良いでしょう。