ハイテクを駆使した“芯が折れない”シャープペンが花盛りだが、別にハイテクを気取らなくても、単純に芯を太くすれば折れにくいし、実はそれ以上にたくさんのメリットがあることに、大人たちは気付いてきたのだろうか。
そんなわけで、地味な文具であるシャープペンには、今、0.5mm芯よりも太い芯を使用する、いわゆる“太芯”がひそかなブームとなっている。その“太芯”シャープの草分け的存在ともいえる、プラチナ万年筆(東京・台東区)の『プレスマン』が、何と37年ぶりにリニューアルされたので、今日はそのご紹介だ。
■0.9mmは自由な発想にいい!?
この『プレスマン』、芯の太さは0.9mm。0.5mmと並べてみるとわかるが、見るからに安定していて頼もしい。実際、手にとって書いてみても、0.5mmのシャープペンにありがちな「ブチッ」と芯が折れる心配など皆無である。
この『プレスマン』の発売開始は1978年。世の中は大学入試の共通1次試験に代表されるような、「マークシート方式」が一般的になってきた頃である。もともと速記用に開発された『プレスマン』だが、0.9mmという芯の太さが、マークシートを塗りつぶすのに使いやすく、実は記者も使用していたという懐かしい商品だ。
しかし、マークシートに使いやすいだけではなく、0.9mmというシャープペンは、たくさんのメリットを持っている。まず何より、芯が折れない。芯をどんどん細くしながら、ハイテクを駆使して芯が折れにくい商品を作る。そんな動きがある中で、やはり原始的に、芯そのものを太くすると、当たり前のように芯は折れにくいのである。
“太芯”ブームに乗り、『プレスマン』がリニューアル! シンプルで軽くプロ好み+誰にも超実用的な0.9mm芯
2015.09.30 10:00
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