【そもそも水虫ってなんでなるの?】
水虫の種類の前に、どの水虫にも共通した原因があります。それは「白癬菌」というカビの一種。水虫とは白癬菌に感染することで発症します。
白癬菌、通称水虫菌は皮膚の角質層で増殖していきます。ただ、白癬菌は強い菌ではないので皮膚にくっついてすぐに感染することはなく、1日以上菌が付着している状態で菌が増えやすい湿度などの条件を満たしてしまうことで菌が増殖し感染してしまいます。
ちなみに潜伏期間が長い人で10年とされるので、気が付かないだけで白癬菌に感染している人もいます。公共浴場などを使用した後は、足をキチンと乾かすようにしましょう。
【水虫には4種類のタイプがある!それぞれの特徴は?】
水虫には「趾間型水虫」「小水疱型水虫」「角質化型(角質増殖型)水虫」「爪水虫」の四つのタイプがあることが分かっています。それぞれについて詳しく紹介していきますね。
■趾間型水虫
水虫というと指の間がジュクジュクとしているのを連想しませんか?それが趾間型水虫です。もっとも典型的といえる水虫ですね。
主に足の指の間に発症する水虫で、強いかゆみを伴います。ご存じのように皮膚はふやけたり、薄皮がめくれたり、赤くただれたりすることがあります。
ニオイを発生させる水虫です。
■小水疱型水虫
その名の通り小さな水疱が出来る水虫です。赤く小さな水疱が出来ます。およそ1週間でかさぶたになりはがれますが、強いかゆみに痛みも伴う特徴があります。
足の側面や土踏まずに出来やすい水虫です。