豊島区の永青文庫で現在「春画展」が行われ、大きな話題を呼んでいることはご存知でしょうか。
そもそも春画とは江戸時代に流行した性風俗を描いた絵画のこと。エロ=隠すもの、というムッツリスケベ文化の日本で、なぜ毎日毎日大勢の人が一斉にエッチな絵を鑑賞しているのでしょうか。その理由を調査してみました!
絵画の展覧会というとなんだか敷居が高く感じられてしまいますよね。
「モネだのゴッホだのピカソだの、大昔のオッサンが描いた絵なんて興味ないわ~!ていうか絵とかどんな風に楽しんだらわからん!」という人も多いのでは。
しかし春画は明確に「エロ」が掲げられているので、難しいことを考える必要もなく、好奇心がくすぐられ、一気に鑑賞欲が沸いてきます。「春画ってエロい絵じゃん!行ってみようぜ!」と、普段はアートに全く興味のない層もノリで行くことができるのでしょう。
■「アート系」の仮面をかぶりつつ「エロ」を楽しめるサブカルやアートは、一部では「こじらせている」などと叩かれますが、それでもやはりお洒落でセンスがあるようにみせることができるので、憧れる人も多いようです。ネットで情報収集もしやすく、それほど勉強しなくても通ぶれるからなのか、自称サブカル・アート系な若者が増加傾向にあります。
そんな彼らにとって、春画に興味があるということは、他の人より「芸術わかってます」という一枚上手な「アート系」を気取れる、と評判。たとえアートには全然興味がなくて、見栄張り&エロ目的だとしても「春画展行ってきた」と、ドヤ顔で自慢できるのも、若者を呼び寄せている要因でしょう。
■実際に行ってみた!かくいう筆者も10月某日(日曜)に行ってみました、春画展!13時半ごろに到着したのですが、日曜日の午後ということもあってか、会場は激混み!人の壁でなかなか春画を見ることができません。「人類はエロを求めているのだなあ」とひしひしと感じざるを得ないです。
それにしても秋晴れのうららかな日曜の昼下がりに、何百人もの老若男女と共に密室の中で江戸時代に描かれたエッチな絵を眺める図はなかなかシュール。