【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第8話(後半)「もう好きにしてください」

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【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]

■作品概要
若い世代に絶大な人気を誇る純愛小説家「唯ヶ浜栞」。その実態は山田典子というありきたりな名前な上にだらしない。恋愛小説を書いているも恋愛経験は無し。ある日、編集者の「樹」が「典子」の部屋にやってくる。しかし、あまりの部屋の汚さに打ち合わせは中止。急遽、2人で部屋の片付けをする事に・・・。


●第8話(後半)「もう好きにしてください」


藤沢「いや、そういうことでもないでしょう」

山田「え~っと・・・確かこの辺に・・・あ、ありましたよ、キノコ図鑑」

藤沢「って先生聞いてませんね」

山田「う~ん、どれですかねぇ」

藤沢「なんか活き活きしてますね、先生」

山田「自分の知識が増えるのって楽しくないですか?」

藤沢「その前に自分の家にキノコが生えたことに驚愕してください」

山田「ビックリはしましたけど、もう生えちゃってますし」

藤沢「部屋にキノコが生えるほど汚くしていたことへの反省は?」

山田「私の部屋が汚いのはもうわかっているでしょう」

藤沢「いや、わかってますけど」

山田「あ、ありましたよ!これなんか近いんじゃないですか?ヒトヨタケって書いてありますね」

藤沢「もう好きにしてください」

山田「ん~でもヒトヨタケ科のイタチタケにも見えなくないですね」

藤沢「はぁ、そうですか」

山田「でもどっちにしろ毒性があるみたいですね。

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