『年収500万円で20年働く人 年収1000万円で10年働く人 損しないのはどっち?』(平林亮子著、幻冬舎)の著者は、経営コンサルタントとして活動しながら、大学やセミナー、企業研修等での講師も務めているという公認会計士。
「お金について考えなければいけないと思っていても、なんとなく抵抗があってついつい後回しにしてしまう」
「興味はあるけれど、なにを勉強すればいいのかわからない」
「いろいろ勉強してみたけれど、結局よくわからなかった」
このような声を耳にするたび、「お金に関する基本的な知識を楽しく届けたい」という思いが強くなっていったのだそうです。
そこで本書が生まれたというわけ。とかく難しくなりがちなお金の知識を、ゲーム感覚で身につけられるような構成になっています。
きょうはそのなかから、身近な経済についての2つのトピックスを引き出してみたいと思います。
■1:お得なクオカードはどっち?
コンビニエンスストアをはじめ、店舗によってはドラッグストアや書店などでも利用できるクオカード。300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円と種類も豊富なプリペイドカードです。
コンビニエンスストアで販売されているクオカードは、5,000円のカードに70円分、1万円のカードに180円分のプレミアムがつきます。逆に1,000円以下のカードの場合、カードの額面よりも少し高い金額で売られています。
1,000円のカードは、特殊な絵柄のものでなければ1,040円。そのため1,000円のクオカードを10枚購入すると、1万400円になります。もちろん、買いものできる額は1万円。
それに対して1万円のカードは、1万円で売られていて、買いものできる額は1万180円になります。1万円のクオカードを購入すると、1.8%の上乗せがあるということ。
つまり、上乗せ分を考えると、プリペイドカードはなかなかお得なのです。
そして上乗せといえば、同じく無視できないのがデパートの積立てサービス。