アスリートのドーピング検査ってどのように行われているの? 薬剤師が徹底解説!

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2020年東京オリンピックへ向け期待が高まる中、ドーピングに関するニュースが人々の注目を集めていますね。国際レベルのあらゆるスポーツでのドーピング行為は、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)が厳しく監視しています。また日本国内では、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)が不正のないスポーツの実現と人材育成のため教育・啓蒙に務めています。

今回はそんなドーピングの種類や検査方法について、薬剤師に教えてもらいました。 そもそも“ドーピング”って何? ドーピングとは、競技能力を高めるために、禁止された薬物や方法を使うことをいいます。これは健全なスポーツマンシップに反した反社会的な不正行為であり、世界的に決められたルールで厳しく禁止されています。

WADA禁止表では、ドーピング禁止薬物をⅠ.常に禁止される物質と方法(競技会前や期間中だけでなく常時禁止されているもの)、Ⅱ.競技会時に禁止される物質と方法(普段は使用しても大丈夫だが、競技会前や期間中は禁止されるもの)、Ⅲ. 特定競技において禁止される物質(競技会中に禁止されるも)に分類し、厳しく監視しています。 検査ってどのように行われるの? 1. 競技会検査
成績上位者やランダムに選手を選定し、予告なしにトレーニング中や合宿所などで実施されます。

2. 競技会外検査
競技会終了後に検査員からドーピング検査が実施される選手について通達され、尿検査が行われます。このとき検査拒否はできません。

検査で陽性になった場合は、違反の認定・制裁内容を決定する前に、聴問会で選手本人に弁明の機会が与えられます。違反が決定すれば、「成績・記録の抹消」「資格の停止」「出場資格の剥奪」などの制裁が課せられます。

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