ダイエットのためにウォーキングを続けていますが、雨や雪の日、寒い日、猛暑の日、またデスクワークや家事で忙しいときには屋外で元気に運動することがおっくうになります。
そこで、糖尿病専門医で減量指導に詳しい、ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)の福田正博院長に何かいい方法はないですかと尋ねると、「家やオフィスで、『いつでもウォーキング』をするだけで運動効果があることがわかっています」と話されます。くわしく聞いてみました。
■日常の動作に足踏みをプラスするだけで運動効果あり
患者さんに、家でもできるカロリー燃焼法を指導しているという福田医師は、その理由と効果についてこう話します。
「雪国の冬、西日本の猛暑日などでは運動をしない人が増え、糖尿病の患者さんは運動不足が原因で血糖値が上がるというデータがあります。そこで患者さんには、『いつでもウォーキング』を勧めています。
屋外でのウォーキングは健康にいいことが知られています。屋外の場合は、『1日30分を週に3~5回、大またで速足で歩く』ことを推しょうしていますが、実は、家やオフィスでの日常の生活シーンに、『足踏みを取り入れるだけでも運動の効果がある』という報告があります。例えば、テレビを見ながら足踏みをするなどということです」
どの程度の運動になるのでしょうか。
「座ってテレビを見るのと、足踏みをしながらテレビを見るのでは、同じ時間を使った場合、後者のほうが3倍の運動効果があります。
また、足踏みは、外でウォーキングをした場合の8割の運動強度があると報告されています。ですから、日ごろから実践していれば、基礎代謝のアップには十分に有用です」と福田医師は、足踏みをプラスした動作が基礎代謝アップにつながると強調します。
「1日のトータルで、30分ほどの足踏みをしてください。1回に5分を6回に分けて実践するのもOKです。運動の蓄積になります。