入れ墨やタトゥーと聞くと、よい印象を持たない方も多いのではないでしょうか。HUMA Groupの調査では、入れ墨を入れている人のうち39.5%が後悔し、14.0%が今後後悔するかもしれないと答えているそうです。
一度入れてしまうときれいに消すことが難しいとわかっているはずの入れ墨、それでも入れたいと思ってしまうことには、自分を傷つけたいという気持ちが関係しているようです。
今回は『TECH TIMES』の記事を参考に、2,395人のアメリカ人大学生への調査結果をもとにした、女子大生の入れ墨と心の関係について紹介します。周りの人が入れ墨に興味を示し始めたら、心のケアを必要としているのかもしれませんよ。
■入れ墨と自尊心には相関関係がある
テキサス工科大学の最新の研究によると、特に複数(少なくとも4つ)の入れ墨を持つ女子大生は、そうでない人にくらべて高い自尊心を持っていることが判明しました。しかし、心のバランスがとれていない子が多いので、自尊心が高くても自虐的な傾向にあるようです。
研究では、さまざまな入れ墨をしている人々を調査しました。種類や数などを、性別、宗教、性行為の違いなど個人的な事情も含めて関連性を深く見ていったのです。
実際、入れ墨をする理由は人それぞれ。ややこしいほどに多面的な要素を含み、社会的、行動的要因と幅広い相関関係を持っているのです。
入れ墨をしている人たちは、しばしば世間とは一線を画している人々と思われがちです。しかし実際若者世代にとっては、大衆文化の1つとして軽い気持ちで、いわばファッション感覚で受け入れられているのでしょう。
■入れ墨とうつ病にも相関関係がある
調査対象は、社会学のクラスを受講していた6大学2395人の大学生です。18〜20歳までが82%を占めました。
この研究では、女子大生と入れ墨について、自殺未遂やうつ病との相関関係が認められました。逆に、自尊心や自殺念慮(※実際に行動を起こすまではいかないが、自殺について思い巡らしている段階)とは関連性が認められませんでした。