仕事で失敗したり、ミスを犯してしまうことは誰にでもあります。ミスによって迷惑をかけてしまった取引先の方や上司などにお詫びする、そんな時に一緒に持参したい、お詫びの気持ちを表してくれる手土産があります。
それが、今回ご紹介する「切腹最中」。
洒落っけを込めてお渡しするお詫びの品として「切腹する位、反省してます」という気持ちが表れている「切腹最中」は、ぴったり?!ではないでしょうか?
・ギョっとする名前の和菓子「切腹最中」とは?!
東京の新橋、虎ノ門ヒルズの近くにある御菓子司「新正堂」さんは、大正元年(1912年)創業の100年以上続く老舗の和菓子屋です。この新正堂で人気ナンバーワンのお菓子が「切腹最中」。
もともとはごく普通の和菓子屋でしたが、忠臣蔵で有名な、江戸城・松の廊下で吉良上野介に斬りかかった赤穂藩の領主だった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹したお屋敷が、このお店のある場所だったことから、忠臣蔵に関連した商品を作ろうと考え「切腹最中」が誕生しました。
しかし、「切腹」という縁起でもない名前に周囲は大反対したそうですが、販売してみると、お詫びに行くときの「切腹する覚悟」という洒落が受け、新橋のビジネスマンに評判になりお店ナンバーワンの商品になりました。
今では、お詫びだけではなく「切腹」という名前から「腹を割って話そう」という意味もあり、いろいろな場面で使える手土産となったそうです。
新正堂さんの軒先には長椅子が用意されているので、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹した場所で、「切腹最中」を食べることができます。