フジテレビが大不評だったあびる優「絶叫試合」を大晦日に再放送し批判殺到

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フジテレビが大不評だったあびる優「絶叫試合」を大晦日に再放送し批判殺到

 2015年の大晦日に放送された格闘技番組「RIZIN」(フジテレビ系)の視聴率が、7.3%だったことがわかった。フジテレビは2014年の大晦日に比べれば、視聴率を上げたというが‥‥。

「2014年大晦日のフジはアニメ『ワンピース』の映画を放送するも、視聴率はわずか3.3%と大惨敗しました。それを考えれば、今回の7%台はまずまずと言えるかもしれませんが、メインカードとなる第3部の視聴率は3.7%まで落ち込んでいる。制作費のかかっていない『ワンピース』に比べ、『RIZIN』は膨大な放映権料などが発生していますから、それを考えると、もう少し視聴率が欲しかったところでしょう」(テレビ誌記者)

 視聴率が伸びなかった理由として、現場での試合は夕方前から開始されているため、テレビ放送の頃には、すでにニュースなどで結果が出ていたこと、また放送前から注目されていたボブ・サップと曙の試合も、途中ドクターストップとなり盛り上がりに欠け、視聴者を惹き付けることができなかったようだ。

 さらにこの日はKOの試合が多く、尺の関係で1時間以上、終了した試合をひたすら再放送するという厳しい構成になっていたという。

「試合の再放送は当日の試合だけでなく、過去の試合をなんの説明もなく、唐突に挿入していました。その1つが29日に放送された、あびる優の旦那である才賀紀左衛門の試合です。これは放映当時、妻である、あびるの悲鳴にしか聞こえない声援が視聴者から『うるさすぎる!』との苦情が殺到した。それほど不評だったにも関わらずフジは、大晦日のゴールデンタイムにまったく同じ映像を再放送したのです。これには視聴者から再び『あれだけ不評の試合を再放送とか、どうかしてる!』『本当に耳障り。まるでチンパンジー!』と怒りの声が殺到。これによりチャンネルを替えた視聴者もいたことでしょう」(前出・テレビ誌記者)

 10年ぶりに大晦日の格闘技中継が復活したとあって、楽しみにしていた視聴者も多かったという「RIZIN」。しかし今回の放送でフジテレビは、多くの格闘技ファンをガッカリさせてしまったようだ。

(森嶋時生)

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