2016年は1月11日が「成人の日」。この日は「大人」になった若者たちを祝う日です。世界各地には、大人になったと認めるために行われるさまざまな「儀式」があります。大人になるための「通過儀礼」として、若者に試練を課すことが多いのですが……。今回は、世界各地の成人の儀式をピックアップしてご紹介します。
●バヌアツ共和国の「ナゴール」 バンジージャンプの原点!
今ではすっかり一般的になった「バンジージャンプ」は、バヌアツ共和国のペンテコスト島における成人の儀式「ナゴール」が基になっているといわれます。
「ナゴール」の起源は1,000年ほど前に起こった出来事だそうです。暴力を振るう夫から逃げた妻が木の上に逃げます。DVな夫は妻を追いかけて木を登ってきます。妻は足につたを巻き付けて飛び降ります。夫も追いかけて飛び降りるのですが……地面にドン! 妻はつたのおかげで地面に激突せずに助かりました。
これが成人の儀式になったというのです(その年の豊作を祈願する儀式でもあります)。毎年4月に高さ30mにも達する塔を作り、つたを足首に結び付けた若者がそこからジャンプするのです。
●エチオピアの「牛飛び」 3往復する!
エチオピアのハマル族には「牛飛び」という成人の儀式が伝わっています。まず、10頭ほど牛を一カ所に集めて並べます。この儀式を行う若者は、髪の毛を真ん中だけ残して丸刈りにし、炭とバターを体に塗って真っ黒になります。
みんなが見守る中、若者は牛を次々と飛び越え、右から左、左から右と3往復します。この若者の親族の女性は、儀式が行われている間むちで打たれます。本気でたたかれるので女性の背中には血がにじみ、大変なことになります。
●メキシコの「逆さつるし」 13回回す!
メキシコのベラクルス州に伝わる成人の儀式は過酷です。