【アニメ漫画キャラの魅力】氷の女王「オリヴィエ・ミラ・アームストロング」の魅力とは?『鋼の錬金術師』

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 『鋼の錬金術師』はその名の通り、“錬金術”という存在が中心となるアニメ作品です。しかし、最後にエドが「錬金術がなくてもみんな(友達)がいるさ」という結論に達したように、錬金術を使えずとも未来を切り開くために奮闘した人々により、物語は大団円へと向かうのです。中でもその代表的な存在が、今回ご紹介させて頂く「オリヴィエ・ミラ・アームストロング」少将。エルリック兄弟がブリッグズ要塞に行くあたりの、後半に登場する重要人物でもあります。


⇒オリヴィエ・ミラ・アームストロングとは?(鋼の錬金術師シリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/10052/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■まさか女性とは・・・!?

 第33話でエルリック兄弟と対面するまでは、視聴者には「アームストロング少将は当然男性」と思わせるようなミスリードがされています。弟のアームストロング少佐が紹介状を渡す時も「姉」とは言わず、紹介状に書かれた「my sister」という字は彼女の正体が明かされてから初めて映されており、イメージ映像でも髪の長い男性の猛将のような描写がされています。原作を読んでいた人は、少将が“女性”と知ってとても驚いたのでじはないでしょうか?

 しかし、残念ながらこのような演出にもかかわらず、アニメでは何話も前から第3期オープニングで、ブリッグズ要塞と彼女が大写しになっているので、よほど察しの悪い人でない限りは・・・。

■メンタルの強さはブリッグズ要塞並み

 初登場時から獰猛な熊のイメージとオーバーラップし(ちなみにその時のエドはウサギ)、鉄の規律をもってブリッグズ兵を一糸乱れず統率する「氷の女王」として、まるで鉄のような強い精神力を持っています。その徹底した合理精神は、逆に差別や偏見といった悪しきものから彼女を自由にしているようにも見えます。

 また、ブラッドレイ総統からグラマン中将殺しの嫌疑をかけられ申し開き出来ないと見るや、隠し事をせずにまっすぐに自分の考えを話すという度胸の良さも、なかなかの肝の座り方。

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