みなさんこんにちは。ラブヘルスカウンセラーの小室友里です。床上手っていうと、「超絶フェラテクニックが!」とか、「全身ナメテクの極意が!」とか、考えちゃいませんか?というか、考えちゃいますよね。
いえ、責めているわけではないんです。だって、「床上手」と検索して出てくる情報が、そのようなものばかりなのですから。確かにセックステクニックは必要なものです。
しかし、テクニックだけ身につけても化けの皮が剥がれたら、「テクだけ女」と認識されて、セックスできればいいだけの存在に成り下がってしまうかもしれませんよ?
本当の床上手になるべく、一緒にお勉強していきましょう。
男性の性欲が、どんなことに刺激されるのか知っていますか?一つは視覚です。つまり見た目ですね。わかりやすいのは肌の露出ですが、露出している肌色面積が狭ければ狭いほど、男性は目を奪われ、ムラムラします。
ヌードよりも水着、水着よりもTシャツといったように、「見たいのに見えない肌色」を求めて、性欲は掻き立てられます。
ベッドインしてからなら、お布団にくるまって恥ずかしがっている姿に「その布団、むしり取りてえ~!」と欲情するのです。
男性にも女性にも言えることなのですが、セックスの時間を最高のものにしようとすると、その意識は外的要素に集中します。例えばエロく見えるポージングだったり、相手をイカせるテクニックだったり、潮吹きのための準備だったり。
前にも言ったように全否定はしませんが、それだけでは安物の指輪同様、メッキが剥がれたらポイ捨てです。ポージングやテクニックなどあくせく考えるより、意識を相手にも向けてください。
「彼はどんなことがしたいんだろう?」「次は攻めかな?受け身かな?」
彼の心に目を向けてみると、それまで見えてこなかった彼の願望が少しつづ見えてくるようになります。