みなさんは恋愛や仕事、人間関係などに不安や悩みはありませんか?
セコム株式会社が、20歳以上の全国の男女500名を対象に「不安に関する意識調査」を実施したところ、75%の人が「なにかに不安を感じている」と回答。なかでも「老後の生活や年金」に不安を持つ人が最多という結果になりました。
とくに独身の人は、お金や健康など将来に対する不安を持つ人が少なくないでしょう。
そこで今回はビジネスライターの金田みねねさんに、「おひとりさまの不安を倍増させてしまうNG行動」について伺ってみました。
■1:いざという時のお金を口座に入れておかない
働いてもなかなか貯金ができない、お金はあるだけ使ってしまうという人も少なくないはず。でも銀行口座にお金がなければ、たとえばマンションの更新料が必要になったときなどにも支払うことができません。
支払い日までにお金を残しておかない、残しておけないのは危険なこと。「払いたいのに払えない」状況は、精神的に不安定になるのです。
さらに市民税や保険料を払えないというストレスは、時間が経つと「私はなんてダメ人間なんだ」というようなネガティブ思考につながってしまいます。「支払いを待ってもらうのは恥」と思って、貯金するようにしましょう。
無駄遣いが多い人は、銀行の自動積立を利用したり、月に使う金額をあらかじめ決めてその額だけ引き出して使うようにするなど、お金が貯まるように工夫してみましょう。貯金の習慣をつけることは、老後資金を貯めるためにも役立つはずです。
■2:不調時にすぐ病院に行かない
「仕事が忙しいから」「病院に行くはお金も時間もかかるから」などと、ちょっとした体の不調ならそのまま放っておく人もいるでしょう。
しかし、もし大きな病気になれば、仕事ができません。そして働けない日が続けば、そのぶん収入が減ってしまいます。
また体の不調は、心の不調にもつながりやすいもの。病院に行かないで放置すれば治りも遅いので、不安が倍増することになるのです。