今や1分49秒間に一組のカップルが離婚していると言われています。保育園、幼稚園でもひとり親の“訳あり家庭”に配慮して父の日、母の日を失くす園まで出てきています。先日放送され、ママの反響が高かったNHKスペシャル『ママ達が非常事態、最新科学で迫るニッポンの子育て』の中で紹介された全国母子世帯調査によれば、子どもが0歳~2歳の離婚率は最も高いとのこと。
実は、赤ちゃんがいると離婚率が高くなるのは科学的根拠があるのです。
今日は『一人で出来る子が育つテキトー母さん』の著者立石美津子がお話します。
■「オキシトシン」の困った働き
同番組内でも紹介されましたが、出産を終えた母親からは大量に“オキシトシン”というホルモンが出ます。授乳をしたり抱っこしたりするときに出るいわゆる“愛情ホルモン”です。そうなると本来“夫に対しても今までよりも、更に愛情をよりかけられる”と思いますよね。
でも、このホルモンは同時に“他者に対して赤ちゃんを守ろうとする攻撃性”として表れるのだそうです。
■夫を攻撃したくなるとき
朝から晩まで育児に追われている0歳~2歳の子どもを持つママ。夫の帰宅後、こんな言葉にイライラします。
・「今日のメシは何?」
・「『ビール冷やしといて』って言っておいたじゃないか」
・「風呂沸いてる?」
恋愛中や子どもがいないうちは「私が作った夕食を楽しみにしてくれているのね」「自分では何にもできない子どもみたいな人ね。私がいないとダメなんだわ」と微笑ましく思っていたのに、夫婦となって赤ちゃんが出来た途端、いちいち癇に障ります。
夫は何気なくかけた言葉かもしれませんが、子どもの世話に追われて疲れ切っているママにとってはオキシトシンの働きで“育児を邪魔する敵だ”と認識してしまうのです。
だから夫は妻の置かれている状況を考えて、以下のような行動をとることで夫婦関係を悪化させずにすむようになりますよ。
・「子どもの世話で忙しいのに夕飯を作ってくれてありがとう。美味しそうだね。頂きます」と言う。
・ビールは自分で買って冷蔵庫に入れる。