【アニメ漫画キャラの魅力】プライドの高い男前!不器用な高校生「山口賢二」の魅力とは?『となりの怪物くん』

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 破天荒な少女漫画らしく、登場キャラのほとんどがとてつもなくぶっ飛んでおり、非日常なキャラ達の織りなす物語が魅力的な作品『となりの怪物くん』。同作のキャラクターの中で、ひときわ愛しくなってしまう「山口賢二」、通称ヤマケン。お父さんが大きな病院の委員長というセレブっぷり。セレブ校の友達からも一目置かれており、容姿端麗頭脳明晰、ずば抜けて方向音痴な事とプライドが高い事以外は、非の打ちどころ無し・・・?今回はそんな「山口賢二」の魅力についてご紹介いたします。


⇒山口賢二とは?(となりの怪物くん)
http://www.charapedia.jp/character/info/1973/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■いじめっ子?優しい人?本当のヤマケンとは

 ヤマケンの登場シーンは何とも嫌なものでした。吉田春(以下ハルと表記)をパシり、お金を遣わせ・・・。一般に言うところの“いじめ”に近いものを楽しむお金持ちのボンボン・・・。しかし、ハルを庇ったヒロインの雫、またハル自身からも大きく影響を受け、いつしか本来のヤマケンの姿が見えてくるようになります。

 確かに恵まれた環境で育った彼ですが、基本的には優しく頭も良くそれなりに常識人。ハルや雫に振り回されながら雫に惹かれていく彼の姿は、一人の高校生以外の何者でもなく、ぶっ飛んだ作品の中でもっとも普通に恋をして、普通に恋に悩んでいたのではないでしょうか?彼にまとわりつく様々なレッテルが彼のプライドを高くし、そのプライドが“本当の彼”を隠しがちでしたが、作中において一番等身大の高校生だったと感じます。

■男前すぎる引き際

 そんな等身大な高校生「ヤマケン」彼の最大の魅力は「こんな高校生いねーよ・・・!」と床を叩いてしまうような“男前”なところだと思います。ヤマケンが雫への恋心を自覚しアタックを始めたあたりから、ずっとその恋の行方を暖かく見守ってきた視聴者は多いと思います。雫の言動に一喜一憂する姿に誰もが共感し、ついついヤマケンを応援したくなってしまうのです。

 しかし、彼の本当の魅力が発揮されたのは不幸にも失恋シーンでした。

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